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2014年12月20日土曜日

Rollei35とフィルムのデュープ

写欲の秋
ご無沙汰しております。
ついこの間まで夏だった気がするのですが、もうモミジも散って朝は気温が氷点下……。
時間の流れが異様に早く感じます。

あまり暇だった訳ではないのですが、今年は新たにお迎えしたRollei 35で紅葉を楽しめました。
それからリバーサルフィルムを上手いことデジタルデータ化する方法も見つけましたので、備忘録も兼ねてご紹介しようかと思います。

焔
カメラやたら買ってますがもちろんE-M1でも撮ってます。通学時なんかはいつもRollei 35かPen Sを鞄に忍ばせているので「撮るぞ」という時しか持ち出してはいませんが、それでも購入から1年、11,000ショットを記録しました。
もちろん家の中での無駄なショットとかも加算されてますけど……E-620を使っていた時代よりずいぶん増えた方です。

Maple 
こちらはRollei 35にRVP100で。
私が手にしたのはシリーズ中で初期型にあたるドイツ製のモデルですが、経年劣化によりレンズ沈胴機構のレールが削れてしまっているらしく、フードがないと強い光で内面反射を起こすことがしばしばあります。
冬の光だとわりかしマシではありますが、購入時のひとつの見極めポイントかもしれません。

Maple
ピントは目測式ですが、Penで慣れていたので特に抵抗もなく。
フィルムを数本通して練習すれば、開放付近でも8割がたはピントが合うようになりました。
正直写りとかは詳しくないし私が語ることでもないと思いますが、若干ぐるぐるした感じの背景ボケは大変気に入りました。

Partner
ライトボックスにあててルーペで覗きこんで、「OLYMPUS」という文字がくっきり識別できたときは思わずニンマリしました。
撮った時点ではピント合ってるかそもそも写ってるかもわからないですけど、自分の中でピッタリ決まったときの高揚感みたいなのがフィルムをやめられない理由かもしれません。
一種の危険ドラッグみたいなモンです。

天満社
いちょう。今年は忙しくて八王子いちょう祭に行けなかったのが少し心残りです。


さて上にずらずら並べたRVP100での数コマですが、今回は普段使っていたCanoscan 8600FではなくNikon スライドコピーアダプター ES-1とZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macroの組み合わせでデュープしてみました。

本来は35mm判で60mm程度のマクロレンズを想定しているみたいですが、ギリギリZD 35mm F3.5でも追加アクセサリーなしで使用できます。
ライトボックスを光源に、マウントなりスリーブなりをES-1に差し込んで撮影。

スキャナだと(設定を煮詰めれば話は別ですが)ライトボックスで見た通りの色が出ないことが多かった上に、カールしてピントが甘くなることが多かったのですが、この方法であれば手軽に見たままデジタル化することができます。
もちろんWBを固定して、ライトボックス以外の光源を遮断して……といった若干の手間は掛かりますし、そもそも最終的にデジカメ使ってんならなんでフィルムに拘る必要があるんだ、とか言われたら反論できない気もしますが……。

ネガフィルムも反転が必要ですが使用できます。まだ試していませんがそのうちやろうかと。

フィルムをデジタル化したいけど数万もするスキャナなんか買いたくねえ!って向きにはいい選択肢かと思います。
近頃はフィルムスキャン可能なフラットベッドスキャナもハードオフでワンコインで買えてしまいますけどね。


色々遠回りはしている気がしますが、楽しいことには違いないのでまぁいいや、ということで。

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